胸のボリュームが気に入らず悩んでいる女性は多い。
バストアップ関連の運動やバストアップクリーム、サプリメントなどを活用することもある。
しかし、このような方法は肌の弾力増進に役立つだけで、根本的な胸の大きさを変化させにくい。
結局、シリコン挿入による豊胸手術を考慮することになる。
美容外科界では、豊胸は手術後の満足度の高い整形手術の一つだと知られている。
しかし、外部物質、すなわちシリコンを体内に挿入するだけに、副作用を排除できないのも事実だ。

最もよく見られる豊胸整形の副作用は「被膜拘縮」だ。
ライアン美容外科のチェ·サンムン代表院長(整形外科専門医)によると、
シリコンが体内に入って自然に皮膜が形成されるが、皮膜が厚すぎる場合、痛みを伴う症状を被膜拘縮という。
カプセルの拘縮がひどくなる場合、胸の形が歪んで見えることもあり、肌触りも硬くなることもある。
被膜拘縮は段階によって4段階に分けられる。
1段階は肉眼で見るにはまだ何の症状も現れない。
2段階では胸を触った時に少し硬くなる症状を見せる。
3段階になると、シリコンの肌触りが硬く、形も歪んで見え、
4段階になると胸の形が歪んで見え、肌触りが硬く痛みまで誘発する。
チェ院長は「1~2段階の症状は肉眼で区別することが難しく、まだ再手術が必要ではない」とし
「しかし、3段階、4段階からは早いうちに豊胸手術専門医との相談を通じて再手術を行うのが望ましい」と助言する。
彼によると、被膜拘縮は豊胸整形進行時に発生する可能性がある場合、
初期発見した場合、比較的低い難易度で解決できるため、
豊胸手術後、定期的に超音波検診などを通じて確認することが重要だ。
チェ·サンムン院長は「被膜拘縮が発生する理由は、手術中に感染してシリコン周辺に菌が留まっていたり、手術時に出血が多く発生して胸周辺の皮膜が強く形成されるため」とし「これを予防するためには個人ごとに異なる組織状態、胸郭の周り、体型などを正確に考慮し、モチーフ、メンター、セビンなどの適したシリコンを活用しなければならない。 また、豊胸手術の臨床経験が豊富な専門医療スタッフを通じて手術することが非常に重要である」と強調した。

鄭熙円(チョン·ヒウォン)記者happy1@segye.com